ツィーターの取付位置はどこが良いの？
ツィーターの取付位置を決めるには
たくさんのファクターがあり
これを１つづつ検討し
決めていく事になります
まず１番最初の大きなファクターは
見た目をどうするか？となります
純正形状に拘るのか？拘らないのか？
純正形状を崩したくない！
と言う場合は
迷わず純正位置となります
マルチ接続にして
DSPを駆使すれば純正位置であっても
オーディオ初心者の方であれば十分ご満足頂ける音が
作れると思います
ただし純正位置に入る大きさのツィーターである事が
条件となります
→スピーカーの選択肢が狭まります
次に大きなファクターは予算
予算を抑えるのであれば
ツィーターマウント付のツィーター
もしくは汎用のツィーターマウントを使用して
ダッシュの上に置く事になります
→マウント付属、汎用マウントが使用できる
ツィーターの中からお選び頂く事になります
見た目も純正に拘らない！
それなりの予算も用意できる！！
こうなるとスピーカーの選択肢も
取付位置の選択肢も一気に増えます
- ２Way or ３Way
- マルチ接続orパッシブ接続
- シートポジション
- リスニングポジションからの距離・高さ
- ツィーターの大きさ
- できるだけ反射音の影響のない位置
- ステージの幅を広くする為、なるべく外に
- ミッドバスと縦軸をできるだけ合わせたい
などなどたくさんあるファクター全て
１つ１つ検討していきます
ですが全てのファクターが１００点満点をとれる場所は
カーオーディオには
ほぼ無いと言って良いでしょう
何かを優先すれば
何かが犠牲になる
如何に高い平均点が取れる場所はどこなのか？
これを見出す事が重要だと考えます
仮にベストだと思える位置が見つかったとしても
技術的に形にする事が可能なのか？
技術的難易度が上がれば上がるほど
費用（工賃）は上がります
ベストだと思える位置がドアだった場合
使いたいスピーカーケーブルが
ドアに通せる太さなのか否か
通す方法はいくらでもありますが
技術的難易度が上がれば費用が上がる
それなりの費用が用意できると言っても
限界はあるでしょうし
突き詰めれば突き詰めるほど
費用対効果はどんどん下がっていきます
この辺の見極めも非常に重要です
そして何より
カーオーディオにとって
前方視界など
保安基準を守る事は絶対条件です
これらを総合的に考え
導き出した場所は
ほとんど全てのお車で
ピラーかドアミラー裏へ埋め込み取付となる訳です
また埋込取付にはもう1つメリットがあります
埋込加工をするには
パテを使い成形するのですが
それによる重量増が音色に影響してきます
ハイエンドツィーターのほとんどが
ずっしりとした重みがあります
これと同じ効果が期待できるのです
メリットの多いツィーターの埋込加工を
是非チャレンジしてみて下さい
もちろん見た目がかっこいいからと言う理由もOKですよ